小樽市総合博物館 運河館(第2展示室他)
続きです。
鯱鉾。倉庫に備えるのは珍しいのだとか。間近で見るとかなり大きいです。
ちなみに前回の記事で紹介した出抜小路は、鯱鉾の代わりに鮭が付いています。シャケホコ。お越しの際はぜひご確認を。
明治頃の様子、だったかな…?思い出しながら記事を書くには時が経ち過ぎた。
こういう建物の中に屋外の風景が収められているのっていいですよね。部屋の中に石畳や街灯があると楽しい。自室にも街灯が欲しいと本気で思う。
そして第2展示室へ。
この書体は古めかしさではなく、チープなおどろおどろしさを醸してしまうのだ、というのは声高に叫んでいきたい。
中庭。
封印された石炭。重量約3トン。大き過ぎて神が宿るレベル。しめ縄が似合いそう。
キタキツネの親子。子ギツネの前のめりな姿勢がかわいい。第2展示室は小樽の生きものがたくさん展示されています。
キツネの後ろにもチラッと見えますが、キノコの模型の出来がすごい。ホンモノみたい。こんな模型が本棚にさりげなくあったとしたら素敵だ。造花業界はそろそろキノコに本腰を入れるべき。
UFOの大群みたい。
ところで前回書いた小樽市総合博物館の紀要は、無事に入手出来ました。
もしかしたらまだ博物館に在庫があるかも知れません。なくても小樽の図書館で閲覧できるそうです。ありがたい。
誰かが纏めておいてくれたお陰で、知りたいときに調べることが出来る。もし博物館や図書館がなければ、いずれ知がかすれてしまう。
知を将来に繋ぐために、金を割く価値がある。採算がー、とかじゃなくない?
『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』
歴史的記録が途絶えたのちに再び年代を測定する手法とか、バイオディーゼルより収穫物全部燃やす方が高効率とか。おもしろいです。