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ジャガーノート

本や音楽の話を書いていこうと思います。

君の名は。

君の名は。』やっと観た。上映しててよかった。

 

頭の中でまだ『前前前世』が鳴っている。劇中のRADWIMPSの曲がどれもかっこよくて、ギター弾きたくなる。

 

彗星の光がとてもきれいだった。巨大な線香花火が静止したような、あのイメージはどこから来たのだろう。美しさと破壊力の同居に、ちょっとだけ『シン・ゴジラ』の放射熱線のシーンを思い出した。燃え落ちる東京は、言うのも憚られるが、確かに美しかった。地獄変の美とは、こんな様子だったのだろうかと思った。

シン・ゴジラ - ジャガーノート

 

空いっぱいに広がる彗星のかけらに、アニメーションの進化を感じる。新海監督は、まるでガラスのレンズを通して観たような映像を描いてるのだ。欲しい構図に合わせてレンズを替えて画角を決めて。作品を象徴する、瀧と三葉の間に走るハレーションも、レンズのもたらす演出のひとつだ。

新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド

新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド

 

林の中でパンニングすると、背景の木の傾きが変化していくのとか、部屋の中をぐるっと回したときのパースの変化とか、最近のCG背景すごい。カメラワークの自由度が高いので、いろんな構図が作れる。実写の文法をアニメーションに取り入れたような、フィルムをセル画でなぞったような。作りたい映像を妥協なく追求した感じがビシビシ伝わってくる。

 

三葉と瀧くんの入れ替わり生活は、異性の日常に困惑したり、非日常に感動したりと、楽しそうに描かれている。膨らませたらあれだけで全12巻ぐらいの漫画になりそうだ。入れ替わったときの演技も特筆モノ。仕草とか声の調子はもちろん、言葉の間合いまで完全に入れ替わっているのがおもしろい。

 

田舎住まいのくせに、どちらかというと東京より糸守の暮らしに憧れてしまう。 いま住んでいる土地の良さをもっと探してみようかなと思った。

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ヒマな時間にひとりでこっそり観に行ったのだが、案の定、誰かと感想を語り合いたくなる。だけど『君の名は。』を勧めてくれた友達は気軽に会えない距離にいるし、メールで長文をやり取りするのはなんか苦手だしな、と思いながら帰宅後に一人この記事を書いていたら、なんの偶然か妻が『君の名は。』の文庫を買って帰って来た。

頭の中でまた野田洋次郎の歌声が響き始めた。

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前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV - YouTube

 

 

早く読み終わらないかな。