ジャガーノート

本や音楽の話を書いていこうと思います。

THE YELLOW MONKEY 「ALRIGHT」

札幌の玉光堂楽器センターには、ずいぶん前からシングルコイルの黒いレスポールカスタムが置いてあったのですが、一向に売れる気配がありませんでした。店に行くたびに眺めはするけど、もちろん買う気も試奏する気も起こりません。なぜならお値段がクソ高いから。そして、うちには長年弾いてきたギターが既にあるから。ただ、いちおう様子を見ておきたいというだけです。ぶら下がっているのを確認して、まだあるのか、と心の中でつぶやく。


まさか、あれがほんとに売れる日がくるとは。

店内のどこを探しても見当たりませんでした。
いつもそこにあるはずのレスポールカスタムがない。通学路にいたお気に入りの犬が、ある日突然いなくなったときのような動揺に見舞われる。
今、持っているギターを売っ払ってまで手に入れたかったかというと、そうでもない。と何度も考えたはずだったが、そう思いたかっただけのような気もする。




THE YELLOW MONKEYの新曲、「ALRIGHT」。



ぱっと聴くと男女の別れと再会を歌っているようにも思えますが、それになぞらえてバンドの再生を描いているようです。かつてステージ上でメンバー同士いちゃついてみせるという、正統派グラムロック的パフォーマンスをしていたバンドが、

あなたと別れて  激しく求めて

なんて歌っているともうバキュンときますね。
解散前のラストシングル、「プライマル。」から続けて聴くとまた味わい深い。

MVでエマがレスポールカスタムを弾いている姿が異様にかっこいいです。ギターのスモーキーな音色もたまらない。バンドスコアのカラーページに載っていた大股開きに興奮したあの日を思い出すよ……。

↓これね。(実家で発掘した)
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「★From読者」の熱いメッセージとか。
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インターネットがあんまり普及していない時代、人々はこんなところでバンド愛を発散していたんだね。あとラジオとか。なんだかほほえましいね。歌本をスクラップしてるのも大概だけどね。


ところで、エマこと菊池英昭氏がセブンプレミアムの「金のビーフカレー」を紹介する動画をご存知でしょうか。


冒頭の自己紹介がとても謙虚。
「こんにちは、はじめまして。ブレインチャイルズの菊池英昭です。えー、その昔ザ・イエローモンキーというバンドでギターを弾いてました。知ってますでしょうか?」

死んだら新聞に載るようなロックスターが、なんて控えめなんだろう。その後の食レポも決して大げさになることもなく真摯かつ的確でな。
うまそうなので、思わず「金のビーフカレー」買いました。食べてから改めて食レポを観ると、感想に偽りのないことがよくわかります。
詳細は上記リンクに譲るとして、ひと言でいうと「ホテルのカレー」って感じです。ホテルでカレー食ったことないけど。「ホテルカレー味」のカレーの味がします。うまいです。

「金のビーフカレー」、おすすめです!
※要冷蔵です。

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