ジャガーノート

本や音楽の話を書いていこうと思います。

読書

春のビーチコーミング(瓶、缶、骨、外骨格など)

ビーチコーミング(Beach combing) 海岸などに打ち上げられた漂着物を収集の対象にしたり観察したりする行為。 (Wikipediaより) 雪が降った翌日に急に気温が上がったせいなのか、夜中は突風が吹き荒れていました。札樽自動車道は横風注意報が出ていて、油…

シャクルトンの大漂流

冒険のあらゆるエッセンスがすべて詰まっている。 石川直樹(写真家) 「シャクルトンの大漂流」 全72ページの大作である。文字は小さめで、ふりがなも少ない。小さな子がひとりで読むのは難しいかも知れない。そもそも、あまりこども向けに書かれているよう…

ダチョウの卵と好奇心の部屋

ダチョウの卵を手に入れました。 母が「孫のために」と買いに行ったのですが、下の子も欲しがると思うから、ということで2個届いた。。 ダチョウの卵1個で鶏卵20個分の量があると言われています。つまりダチョウの卵2個で、鶏卵40個分の量があるわけです。て…

貝の館(貝類専門博物館)

蘭越町にある貝類専門博物館『貝の館』に行きました。 北海道蘭越町貝の館 Shellfish Museum of Rankoshi この博物館は二枚貝をモチーフにしているらしい。まるで『すてきにへんな家』に登場しそうなデザインです。 すてきにへんな家 (たくさんのふしぎ傑作…

メメントモリ・ジャーニー

亜紀書房のウェブマガジン『あき地』で連載していたメレ山メレ子さんの『メメントモリ・ジャーニー』が、遂に最終回を迎えた。メメントモリ・ジャーニー - 新しい故郷 | ウェブマガジン「あき地」こんなに楽しみな連載は、中学生の頃読んでた週刊少年ジャン…

鮮緑の城壁(イタドリを伐採する話)

イタドリの新芽をひとつ見つけたら、地中にはその10倍の芽が潜んでいる。 新芽の数を数えて後ろを振り返ったら、もうひとつ増えている気がする。 赤や紫の毒々しい色の新芽は摘んでもすぐ生えて来るし、摘み残した芽はあっという間にニョキニョキ伸びます。…

ヒグマの本(主に慟哭の谷)

屋外からヒグマが人を食む音と悲鳴が聴こえてくる。 以前「シャトゥーン ヒグマの森」をちらっと立ち読みしたらそんな感じの描写があって、「生きながら獣に食われるのってなんかウソくせえな。こわいし」と思い本を閉じてしまいました。 なぜならその頃は、…

ときめき昆虫学

メレ山メレ子さんの「ときめき昆虫学」を読み終えました。 これ、田舎の本屋には置いてなくてな……。札幌に行って探すんだけど、まずどこのコーナーに置いてるのかなーってところからスタート。ペット、アウトドア、旅行など、ありそうなコーナーをひと通り漁…